大阪府立花の文化園 バラ園（大阪府河内長野市）

1990年に大阪市鶴見緑地で開催された「国際花と緑の博覧会」の理念を受け継ぎ、博覧会の閉会後、河内長野市に開園した大阪府立花の文化園。「花と人との関わり合いを理解する場所」として、花を見るだけでなく、花に関する文化を体験できる施設です。

10ヘクタールの広さを持つ花の文化園は、バラ園、クレマチス園、ボタン園、クリスマスローズガーデンなどのいくつもの庭があり、ピラミッド型の大温室にはランやサボテンが栽培されています。芝生広場やイベントホール、花の工房では、いろいろなイベントや教室が開かれています。

バラ園は左右対称の整形沈床式庭園で、2,150㎡の広さがあります。オールドローズからモダンローズまで480品種1400本のバラが栽培され、つるバラのアーチなどが見所です。

また毎月第3日曜日はコスプレの日として、植物を取り入れた新しい文化の一つとしてコスプレーヤーを応援。咲き誇るバラや草花とともに写真を撮ることができますよ。

大阪府立花の文化園 バラ園の入園料と休園日

花の文化園の入園料は季節により変動があり、12月と1月のみ入園料が安くなります。バラが咲いている時期は、大人550円、高校生230円、中学生以下は無料です。

休園日は月曜日ですが、月曜日が祝日に当たる場合は、翌日が休園日となります。

開園時間も季節により異なっています。3月から9月は9時30分、10月11月2月は10時開園です。閉園は17時で、1時間前まで入園できます。秋バラのシーズンはオープンが30分遅いので、注意が必要ですね。（12月1月は10:00～16:00）

大阪府立花の文化園 バラ園へのアクセス

大阪府立花の文化園は大阪府内では南に位置しています。

公共交通機関の場合、最寄りの駅は南海高野線「三日市駅」ですが、花の文化園へのバスが運行しているのは南海高野線または近鉄長野線「河内長野駅」です。

「河内長野駅」駅前７番乗り場から南海バスが運行中です。「滝畑ダム」行き（特19）は「奥河内くろまろの郷」下車徒歩10分、「高向」行き（6）は「上高向」下車徒歩15分ほどで花の文化園に到着です。

車の場合、最寄り出口は、阪和自動車道「美原北IC」、出口から花の文化園までは一般道で約20分ほどです。

大阪府立花の文化園 バラ園の駐車場情報

大阪府立花の文化園専用の駐車場はありませんが、隣接する道の駅「奥河内くろまろの郷」の駐車場（300台）を利用できます。駐車料金は無料です。

2024年大阪府立花の文化園 バラ園の見ごろはいつ？

春：5月下旬～6月中旬

花の文化園のバラ園の春の見ごろは、例年5月下旬から6月中旬です。春は咲いているバラの品種が多く、花つきも良いため、1年で一番の見ごろの時期です。

特にオールドローズは春だけ開花する品種も多く、つるバラは秋の花が少なくなる傾向があるため、オールドローズやつるバラのアーチを鑑賞したい場合は、春にバラ園を訪れてくださいね。

秋：10月中

花の文化園のバラ園の秋の見ごろは、10月です。秋のバラは、春に比べて花の数が少なく小さめになりますが、色が冴え香りも強くなります。

2024年の大阪府立花の文化園 バラ園のイベントやバラまつり

花の文化園では、1年を通じでさまざまなイベントや講習会が開催されています。見どころガイドツアーやコスプレイベントなども定期的に行われています。

常設のレストランではいつでもランチやドリンクでゆっくりすごせ、テイクアウトも可能です。

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