Rosa roxburghii
十六夜バラ(イザヨイバラ)/ ロサ・ロックスブルギーについて
品種名 | 十六夜バラ(イザヨイバラ)/ ロサ・ロクスブルギー Rosa roxburghii |
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系統 | Sp(原種・野生種)/ Misc.OGR |
作出年 | 不明 |
作出国 | 中国南西部から東南アジア |
咲き方 | 返り咲き |
花の色 | 濃いピンク |
花の形 | ロゼット咲き |
大きさ | 中(7~8㎝) |
花の香り | ほとんどない |
交配親
不明
十六夜バラ(イザヨイバラ)の花の特徴
十六夜バラ(イザヨイバラ)は濃いピンク色、花の大きさ7~8㎝のバラです。春以降も返り咲きします。
100枚を超えるほどたくさんの花びらでロゼット状、花の外側はやや淡い色になります。つぼみはトゲでおおわれ、イガイガした形をしています。
花の一部が欠けたようになるため、イザヨイバラとよばれています。
十六夜バラ(イザヨイバラ)の樹形
十六夜バラ(イザヨイバラ)の樹高は100~200㎝ほど、樹勢がとても強い丈夫な品種です。
明るい緑色の葉はサンショウバラに似ており、小葉は9~11枚あります。
十六夜バラ(イザヨイバラ)の作出と名前の由来について
十六夜バラ(イザヨイバラ)は中国南西部から東南アジアにかけて栽培されている原種・野生系のバラの品種です。サンショウバラとコウシンバラの交雑種とも考えられています。
日本には江戸時代(16世紀)ごろに渡来したと推定されています。
花の一部が欠けて咲くことが多くこの様子を月に例え、満月(十八夜)になる前の十六夜(イザヨイ)バラと名付けられました。
トゲが多いつぼみの形が栗のイガのように見えるため、チェスナットローズの英名があります。